【税理士は仕事がなくなる?】(6/12号)

リクルート

AIの発達でなくなる職業、税理士って本当?

 

 

 

 

以前、大手の出版社からAIの発達消えてなくなる職業に税理士が上位に入ったことがありました。

 

 

 

AIが得意なことは、膨大なデータの記憶と処理能力の高さです。

 

そして、税理士事務所の仕事の大半は、その処理です。

 

 

AIが会計ソフトの入力をサクサクとしかも間違いなくこなせるようになれば、入力する手間が消え、即ち入力する人が不要になります。

 

この「間違いなくこなせる」というのがミソです!

 

 

 

これまで中小企業では、税理士事務所に経理処理と決算処理を主に依頼をしていました(入力にも経験と慣れが必要だったので・・・)

 

ということで、その処理の対価として、報酬をもらっていたのです。

 

さてAIの発達で、会社側で安価な会計ソフトを購入し、その処理をAIに任すとどうなるか?

 

そうですね!

 

経理処理の報酬がなくなり、税理士事務所の売上が減少します

 

更にAIが賢くなってしまうと、決算処理までこなせるようになります。

 

そうなると決算処理の報酬もなくなります。

 

さすがに税務署対応は税理士の独占業務なので(今のところは・・・(^^;)、

 

決算書のチェックと税務署への提出、いわゆる“ハンコ代”は受け取れるでしょうが、売上が激減することは明らかになり、そもそも税理士事務所経営の根本が崩れていきます。

 

 

なので、冒頭の“税理士は仕事がなくなる?”というのはある意味正しいと言えるのです。

 

 

世の中のほとんどの税理士、税理士事務所が行っている仕事が“処理”だからなんですね。

 

そう!

 

 

会計処理、入力業務、領収書の整理、そして決算申告書の作成、確定申告書の作成などなど、反復する業務が多いからなんです。

 

確かに来る日も来る日も処理処理処理に追われている自分、夜遅くまで仕事をしても、それを褒めてくれる人はいない・・・

 

AIがどんどん進化して、処理はAIに完全に切り替わったとしたら、ただの税理士は不要かもしれない

 

そんな不安から、若者を中心に税理士離れが進んでいるのかもしれませんね。

 

しか~し! 個人的にはそんなことはないと言い切ります。

 

逆に大チャンスと捉えています!

 

だって、どんなにAIが発達しても人に寄り添うことはできませんよね!

 

AIロボットが「社長、えらい!」「社長、そんなに落ち込まないでください」と言い寄ってきたとしても、それで経営者が「よーし!」と喜んだり、元気が出るでしょうか?

 

 

その時に、経営者に寄り添うことが出来る人が誰なのか?

 

ちょっと下世話な話になりますが、男性経営者は何故高級クラブに行くのでしょうか?

 

高いことがわかっていても・・・

 

そうです!そこに行けば、自分のことを認めて、褒めて、話を聞いてくれるからです。

 

あれ?それって税理士も同じですよ・・・

税理士は更に経営者の財布の中身もわかっているので、尚更です。

 

唯一違うのは、+諫言する場合があるということです。

 

以前、私のお客様でオフィスビルの立ち退きがあり、移転場所を検討している際に、移転後も同じくらいの広さで場所はそこまで拘らないという方がいました。

 

私は、

「今回の移転はチャンスですよ! バブル崩壊で家賃相場も弱気で下がっています。

場所は銀座で広めの場所に移転しましょう!新しいクライアントが絶対にきます!」

とやや興奮気味に話しました。

 

 

結果はどうなったか? 家賃はそこまで上がらず(かなり交渉したので・・・ ちょっと自慢?)、1年後には新しい誰でも知っている会社がクライアントになり、別会社も立ち上げて、従業員も2倍になりました。

 

 

もし私が処理だけをする税理士だったならば、こういう会話は出なかったし、その会社も違った道を歩んでいたかもしれません。

 

お互いが真剣に経営の話をする!

 

寄り添っていたからこそです・・・

経営者にとっての参謀役なんです・・・

 

だからどんなにAIが発達したところで、税理士という職業は無くなりません

 

もちろんただの税理士じゃダメなので、もし新卒・転職にかかわらず、事務所を選ぶなら“参謀税理士”を目指せる事務所を選ぶべきですが・・・

コメント

タイトルとURLをコピーしました