独立するまでどう過ごしてきたか? 税理士・清水の物語その3(10/30号)

成長する リクルート

~3箇所目の事務所が原型~

 

さて先週に引き続き独立するまでにどう過ごし、どう考えてきたのか?

 

最終回です。(その1  その2 はこちら)

 

そして最後の事務所への転職である。

 

26才になっていた。

 

まずどういう毛色の事務所を考えたか?

 

この時には資産税云々という特定の範囲に特化した事務所は選択肢になかった。

 

これまでの5年間で自分の性格、向き不向きなどを考えた時、独立した際には、経営者と長い間付き合いをし続けること、単発な仕事よりも継続した仕事をメインにした事務所経営をおぼろげながら考えていた。

 

そうすると自分に足りないのは、経営戦略、マネジメントの知識であり、その基礎を学べる事務所を想定して転職活動を開始した。

 

ありましたよ!

 

当時15人程度の事務所でしたが、総務、セクレタリー以外全員が会計士か税理士でした。

 

しかも当時のトップはMBAを持つ会計士でした。

 

なので、お客様のほとんどは比較的大きめの企業中心、担当も複数担当制が多く、メンバー同士が自分自身に自信を持ちながら、切磋琢磨し、役割を理解しながら日々を過ごしていた。

 

定例の内部研修も事前に課題が出されて、レポート作成&各人の発表、トップからの厳しい指摘も毎回受け、単なる税務業務から経営戦略まで幅広く学ぶことが出来た。

 

 

そんな日々から4年の月日が流れました。

 

 

30才まであと3ヵ月と迫った日に退職、翌日に開業しました。

 

 

時は平成8年8月1日
29才9か月と計画通りだった。

 

 

今の事務所運営の基本はこの最後の事務所で経験し、学んだことをベースにしていると言っても過言ではない。

 

良いところは真似て、しっかりと自分のものにし、そして新たな解釈を取り入れてステップアップしていくのである。

 

まさしく守破離!(しゅはり・・・能楽者 世阿弥が遺した言葉)

 

「だからこれから社会に出ていく人も、転職を考えている人も、自分の得意分野を見つけ、向き不向きを探り、誰を目指すのか、目標とする人は誰にするかを決めて仕事に邁進して欲しい!」

 

ちなみに独立時にお客様になっていただいた2社は、最後の事務所からの承諾を得て今でも参謀役として関与している会社である。

 

当然、その事務所とは今もお付き合いがあるのは言うまでもない。

 

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