独立を本気で目指しているのか?_3(R3.2.5号)

スーツの人 リクルート

前回記事の続きになります。
前回はこちら!でご覧になれますので、読んでみてください!

 

お客様はいるの?

 

 

まず独立する際に、あなたについてくるお客様はいますか?

 

 

これまで担当だったのだから、独立する際にはそのまま自分のお客様になってくれるのでは?

 

いやいやそんなことはない!!

 

 

1からお客様を新規に開拓して頑張っていくんだ・・・。

 

 

今の事務所とは、入社時にお客様を持っていくことは禁止と雇用契約書に書いてあったな~。

 

ちょっとおかしくないですか?

 

 

自分がお客様を選ぶの? 選べるの?

 

 

確かに独立して何年も経過して、スタッフも増えてきたならば、事務所の体制、体質、得手不得手などの事情から、経営戦略上お客様を選んだり、お客様と別れる場面も出てくるでしょうが、独立当初はお断りすることはほぼ無いと思います

 

つまり、お客様があなたのことを選ぶのですよ・・・。

 

 

ここを勘違いする人が意外と多い!

 

 

特に昔と違い、今ではいくらでも税理士事務所の紹介会社はあるのだし、完全な競争社会だから、安価で請け負う税理士事務所はごまんとあります。

 

 

その状況下で選ばれる税理士になるために独立に向けてどのように立ち居ふるまえばいいのか?

 

あなたがお客様に本気で寄り添っているか?

 

 

言われたことだけをこなすタイプの税理士と、ちょっとだけ気が利く税理士、値段が同じだったらどっちが選ばれますか?

 

 

質問されたら3日後に反応する税理士と、24H以内に対応する税理士だったらどっちを選びますか?

 

試算表を2ヵ月後に出してくる税理士と、1ヵ月以内に分析資料と共に提出する税理士顧問料は後者の方が若干高いけど、経営者はどっちを選びますか?

つまり!

・当たり前のことを言われる前に気付けるか
・相手がどう思うかを常に考えているか
・難しい事、専門用語をいかに簡単な言葉で説明できるか
・笑顔な人か(見た目が暗くない人)
・ごまかさない人か(知ったかぶりをしない人)

 

税理士業界は、意外とできていない人が多い業界と言える。

 

それは何故か?

 

 

いつも“先生、先生”と言われ続けていると勘違いするんです・・・。。

 

 

だから、勤務している時代にお客様があなたのことを“先生”と呼んでも、それは呼びやすいからくらいに思っておいた方がいい!

 

 

それよりも、経営者に向けて迅速な対応をするのが第一です!!

 

 

百戦錬磨の経営者は人を見抜くことはピカイチです・・・。

 

 

特に規模が大きくなればなるほど経営者の器は大きくなるので、見た目は優しい社長だし、いつも気にかけてくれている様子だから、きっと独立しても私についてくるだろう・・・。

 

 

なんて思っているあなた!!

 

 

甘い! 甘すぎます・・・!!

 

まずは最低でも上の5つのことをしっかりと意識してみて下さいね!

 

 

これを続けていると、不思議とお客様はあなたと切れない関係になっていくんです!

 

どうしてかって?

 

 

それは私が独立前から今でも続けて、営業もしないのにお客様がついてきてくれている結果です・・・

 

本気で独立を目指しているなら、知識だけあってもダメなんです!

 

 

大袈裟に言えば相手と恋愛感情にまで発展するくらい惚れて惚れられる関係が必要なんです!

 

だから、私の事務所の経営理念は、“常に惚れられるサービスを心掛ける”なんですね~。

 

あ~ うざい・・・?(汗)

コメント

タイトルとURLをコピーしました