仕事をして成長するということ(9/11号)

リクルート
Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像

~成長に定義はあるのか?~

 

独立して間もないころ、私は早く成長したい事務所を早く大きくしたいという欲望に燃えていた

 

30歳という年齢もあり、どんなに働いても仕事で疲れるなんていうこともないし、何よりもお客様の期待に応えるべく、時間も惜しんで働いてきた。

 

20年以上前は採用もあまり苦労せず、募集をすると一定の人数は確保できた。

 

それもあってか、私は自分の成長スピードに合わせられないスタッフに対しては容赦ない接し方をしてきたかもしれない・・・

 

どうして税理士業界に入ってきたのにとことんまで仕事をしないのか?

 

税理士を本気で目指していないのか?

 

資格を取った後の成長イメージはどうしてできていないのか?

 

俺のやり方をどうして真似できないんだ・・・

 

数え上げればキリがないほど、自分と同じようにしてほしいと強く願っていた

 

それは自分がどちらかというと日々の努力で積み重ねてきたので、他の人も必ずできると純粋に信じていたからである。

 

何人も事務所を去っていった。

 

でも当時は俺についてこられないのだから仕方がないと思っていた。

 

数は少ないが懸命についてきた人は確実に、しかも相当成長していた

 

だから長い間関与しているお客様からの信頼は絶大である!

 

今では私があまり関与しなくても全くと言っていいほど、いやそれ以上にお客様からの信頼は厚いものになっている。

 

感謝である!

 

しかし、当然ながら全員がそうというわけではない

 

それは当たり前である!

 

私が30代の頃に入社してきた人と、私が40代、50代になってから入社した人とでは、年齢も違えば、私と一緒に仕事をした経験値も違う

 

怒られ方も当然違うし、何よりも成長意欲、成長スピードというものが違うからである。

 

これはやっと理解しつつあるというのが実感である。

 

私は早くから独立を前提で3か所の税理士事務所で働いてきたのだ。

 

0歳の独立を目指していたので、それまでの時間をどう活用すべきかを考えながら仕事をしてきたのである。

 

人は誰でも成長を望んではいる。

 

ただ、そのスピード感が人によって全く違うのだ

 

成長する意欲もあるが、そのレベル感も全く違うのである・・・

 

それに気付くまでに長い年月を要してしまった

 

人には役割がある

 

だからこそそれを見つけ、各々分担して協力し合って、チームで対峙すべきである。

 

それを認め合えない人が、今後大きくなるだろう組織では適応しなくなるのである。

 

人は成長できる

 

ただそれをうまく引き出せない組織はいずれ衰退に向かうのである。

 

成長には定義はない?

 

正直明確な答えは見つからない・・・

 

ただ、どんな小さな目標でも持っていれば、持ち続けていれば、それは成長と言えるのではないか!

 

人と比べるのではなく、過去の自分よりほんの少しでもいいので成長さえしていればいいのではないか?

 

それを組織として、スタッフ全員がそれを認め合っていればいいのではないだろうか?

 

これは自分に突き付けた大きな課題でもあるのだが・・・

 

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