C Cubeの事業承継を考える(12/4号)

タッチ リクルート

~生還後からの人生~

 

さて前回までは生還して心を入れ替えた?ところで話は終わった・・・

 

今回は心を入れ替えた私が何をすべきかを考えると、事務所の体制強化と事業承継である

 

そのことについて話を進めていきたい

 

平成21年当時はスタッフが10名、拠点も銀座のみという小所帯だった

 

正直、いつまでに何をして、数年後にどうなっていたいか・・・?

 

これまではそんなことを考えることが好きであった自分が、この年はそんなことを考えることができないと思っていた

 

それでもありがたいことに新規のお客様は徐々に増え、人の採用を続けなければならない

 

しかし一般募集をしても数年前とは環境も様変わり・・・

 

応募がほぼ無いのである

 

3人も応募が来ればラッキー

 

そして平成21年8月の税理士試験が終わり、税理士業界専門の求人誌へ募集広告を出した

 

加藤和希との運命の出会い・・・

 

埼玉県の深谷から上京してきた弱冠23歳、税理士事務所経験2年、当時はまだ試験勉強中で、あどけない表情の残った好青年だった(過去形?)

 

「将来どう考えているの?」との質問に、「必ず独立したいです!」と最近の若者にしては珍しく、はっきりと自分の軸を持っていたのである

 

大抵は、「できれば、独立もしたいですが・・・」「具体的にはまだ・・・」と言う目の前のことで精いっぱいという人が多い中、久しぶりの大型新人か?

 

絶対に独立させてやる!」とこちらも負けじと応戦・・・

 

事業承継のスタートである

 

そんなわけはない・・・

 

ただ、私の身内に後を継ぐ者がいない以上、漠然とではあるが誰かに継いでもらわないといけない・・・

 

それだけは常に考えてはいたので、まずは可能性の1人には入ると確信していた

 

年齢差は19歳、親子差ほどではないが相当の年齢差もあり、ライバル関係に
はならない

 

かばん持ちを含めてよく一緒にお客様のところへ出向いていた

 

ここで加藤の行動が良かった

 

とにかく何でも吸収して、よく真似ていた

 

対応の仕方、資料の作り方を含めて、当時のスタッフは清水さんに似てきたと言っていたものだ

 

だから成長スピードも速かった

 

これはとても大事なことである

 

最初から自分流などおこがましい

 

まずは誰かの真似から初めて、そこから徐々に自分のやり方に修正し、最後に新たな自分流を作り出す

 

 

正に“守破離(しゅはり)”の世界

 

これを加藤はやっていたのである

 

人間、素直が一番、周りが温かい目で見守り、成長の手助けをするのである
現在のパートナーらも加藤を厳しくも温かく接したことで、その効果も大きかった・・・

 

そしてその1年後に、加藤にとっての運命の出会いがあった・・・

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