成長するための仕組化 2(R3.3.12号)

成長する リクルート

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~皆に成長して欲しいから・・・~

 

“成長支援会議”

 

うちで行っている研修の1つである

 

これは、その人の成長段階においてやるべき重要業務、それをこなすために身につけるべく知識技術の磨き方を、既にある程度できる人が教えていくことである

 

これはまだスタートして1年程度だが、単なる税に関する知識の詰込みではなく、お客様へのより良いサービスをするためのやり方、考え方が中心である

 

恐らくこのような研修をしている事務所はほぼ無いのではないかと思う

 

 

皆自分自身の仕事で一杯であり、たとえ上司であっても定期的に部下に情報提供をしていないのが現実であろう

 

一例をあげると、

・お客様の各業界情報の知識
・税務署折衝の技術
・融資交渉の技術
・生命保険に関する知識
・事業承継に関する知識
・組織再編に関する知識
・経理実務の知識
・お客様との契約内容の理解
・税務以外に関するトピックス(話題)の収集の技術
・ビジネス心理学の知識

 

などを、リーダー格のメンバーが毎月持ち回りで皆に伝授するのである

 

 

それを一方通行にならないように、私がリーダー以外のメンバーに、自分自身が既に提供していることがあれば一例をあげて発表を促したり、何を感じたか、今後どのように活かすべきかなどを掘り下げて議論していくのである

 

 

これを毎回繰り返すことで、皆ができるようになり、更にそれを皆に教え、伝えることが出来るようになったら、次のステージに進むのである

 

 

自然と皆が成長し、結果事務所の収益も皆のお給料も自動的に上がっていくのである

 

最もダメなパターンは、何でもいいから新規案件を増やして、各人に量をやらせて、そんなに給料も引き上げず、3年程度で退職、入れ替えを繰り返す事務所であろう・・・

 

事務所の収益は上がるかもしれないが、トップ1人が儲かる仕組みになり、一緒に働いているスタッフをコマとしか見ていない組織であり、そこに未来はあるのかと疑ってしまう

 

やはり、一緒に働くことになった以上、皆の成長の姿が最もうれしい

そう感じる事務所にしたいし、そのような人と一緒に働きたいものである

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