~お客様対応を考えるうえで必要な資格とは?~
前回までは、税理士事務所での仕事について長々と語ってきましたが、今回は税理士以外に必要な資格、ためになる資格にはどのようなものがあるのか?
それについて語ってみようと思います
まずは宅建ですかね~
正式名は“宅地建物取引士”、略して宅建士と呼ばれています
もちろん正式な国家資格です
読んで字のごとく、土地や建物の取引に関して様々な知識を有する資格です
不動産取引に関して作成する契約書、重要事項説明書は、宅建士が行う独占業務となっており、それらの書類に宅建士が署名押印することになります
例えば、土地3億円の売買契約に立ち会った宅建士が受け取る仲介手数料は、約1,000万円になります
顧問報酬や決算申告報酬に比べると格段に高いですよね・・・
まあ報酬のこともあるのですが、仕事をするうえで不動産に関する知識があるないで、お客様に対する信頼度は大きく変わってきます
まず、お客様が不動産業者の場合には、それだけで話す内容、レベルが格段に上がり、お互いが専門的に話せるし、情報交換、業務提携など仕事上のメリットが大きくなります
また、不動産業者以外のお客様の場合には、一般的に不動産取引に関しては詳しくないと思われるので、不動産に関して様々な話が出た際にも、税金だけではなく、取引に関する注意点や、契約書などの基本的な解釈、時にはお客様に代わって仲介業者との仲立ちをするなど、活躍の場が広がります
一物六価と言われるように、土地には様々な価格が存在します
我々税理士は、路線価というものを重視しますが、一般的にはそれだけでは片手落ちです
さらに、不動産の登記簿謄本の読み方も勉強するので、担保権などについても知識が付き、金融機関とのやり取りでも力を発揮するでしょう!
税理士+宅建士という組み合わせは、自分自身にとっても、お客様に対してもベターと確信できますね!
もちろん私も有資格者ですので、今でも仕事で非常に役立っています・・・
その他にも、
中小企業診断士
FP 1級、2級(ファイナンシャルプランナー)
情報処理技術者・・・ITパスポート、ITストラテジストなど
以上の資格もお客様の経営アドバイス、資産運用、保険・年金活用、ITリテラシー支援に必要な重要な資格となります
税理士だけではなく、このような資格を保有することで更なる飛躍が待っています!
ただ注意すべきは、合格が目的ではなく、知識をより高めるため、より良いサービスを提供するためと捉えてください
何のために勉強するのか?ここを見失わないように・・・
ちなみに私は以前、専門学校に夜間に通って、中小企業診断士の勉強をしたことがあります(不合格でしたが・・・)
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