税理士になって役に立つ他の資格は?(R3.4.16号)

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~お客様対応を考えるうえで必要な資格とは?~

 

 

前回までは、税理士事務所での仕事について長々と語ってきましたが、今回は税理士以外に必要な資格ためになる資格にはどのようなものがあるのか?

 

 

それについて語ってみようと思います

 

 

まずは宅建ですかね~

 

 

正式名は“宅地建物取引士”、略して宅建士と呼ばれています

 

 

もちろん正式な国家資格です

 

 

読んで字のごとく、土地や建物の取引に関して様々な知識を有する資格です

 

 

不動産取引に関して作成する契約書、重要事項説明書は、宅建士が行う独占業務となっており、それらの書類に宅建士が署名押印することになります

 

 

例えば、土地3億円の売買契約に立ち会った宅建士が受け取る仲介手数料は、約1,000万円になります

 

 

 

顧問報酬や決算申告報酬に比べると格段に高いですよね・・・

 

 

まあ報酬のこともあるのですが、仕事をするうえで不動産に関する知識があるないで、お客様に対する信頼度は大きく変わってきます

 

 

まず、お客様が不動産業者の場合には、それだけで話す内容、レベルが格段に上がり、お互いが専門的に話せるし、情報交換、業務提携など仕事上のメリットが大きくなります

 

また、不動産業者以外のお客様の場合には、一般的に不動産取引に関しては詳しくないと思われるので、不動産に関して様々な話が出た際にも、税金だけではなく、取引に関する注意点や、契約書などの基本的な解釈、時にはお客様に代わって仲介業者との仲立ちをするなど、活躍の場が広がります

 

 

一物六価と言われるように、土地には様々な価格が存在します

 

 

我々税理士は、路線価というものを重視しますが、一般的にはそれだけでは片手落ちです

 

 

 

さらに、不動産の登記簿謄本の読み方も勉強するので、担保権などについても知識が付き、金融機関とのやり取りでも力を発揮するでしょう!

 

 

 

税理士+宅建士という組み合わせは、自分自身にとっても、お客様に対してもベターと確信できますね!

 

 

もちろん私も有資格者ですので、今でも仕事で非常に役立っています・・・

 

その他にも、

中小企業診断士

FP 1級、2級(ファイナンシャルプランナー)

情報処理技術者・・・ITパスポート、ITストラテジストなど

 

以上の資格もお客様の経営アドバイス、資産運用、保険・年金活用、ITリテラシー支援に必要な重要な資格となります

 

 

税理士だけではなく、このような資格を保有することで更なる飛躍が待っています!

 

 

ただ注意すべきは、合格が目的ではなく、知識をより高めるため、より良いサービスを提供するためと捉えてください

 

 

何のために勉強するのか?ここを見失わないように・・・

 

 

ちなみに私は以前、専門学校に夜間に通って、中小企業診断士の勉強をしたことがあります(不合格でしたが・・・)

 

 

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