税理士事務所を転職するとき_4(R3.5.14号)

道標 リクルート

前回の投稿はこちら!

税理士事務所を転職する時_3(R3.5.7号)

 

動画もご用意してあるので、こちらもご覧ください!!

見ればわかる!【税理士試験合格方法!!】それぞれの試験対策と勉強方法【選択科目編】後編

YouTube始めました!
チャンネル登録お願いします!

 

良い転職と悪い転職とは?

 

今も昔も転職には、それに至るまでの過程が存在する。

 

もちろん人それぞれ事情は違うだろうが、それなりの理由はある。

 

それは転職する側の目線であり、逆にその人を受け入れる側の目線も同じように存在する。

 

さて、なぜ人は辞めるのか?辞めたいと思うのか?

 

残業時間が長くて勉強する時間がない?

 

これ以外にも例えば、、

・給料が安いし、ほとんど昇給もボーナスも無い

・いつまでも単純作業ばかりでつまらない


・どうも会社の業績が悪いから今のうちに・・・


・パワハラ上司に耐えられない

 

ザっと書き連ねただけでもこれだけ出てきます。

 

まだまだ人によっては出てくるのだろう!

 

 

しかし、以上の理由での転職は、どちらかと言えば悪い転職である。

 

残業時間は何時間だと長いのだろうか? 

毎日終電近くまで仕事をしているのか? 

これまでの面接の経験から、特定の週や特定の日は残業のある人が多い、繫忙期に月に2~3回程度終電近くになる人もいる・・・

 

これまで面接をしてきて、そういうタイプはまたすぐに転職をする。

 

人はどんな場合でも勉強する時間はある! スケジュールと段取り力である。

 

給料が安いというのは、いくらだと安くていくらだと高いのか?

 

なぜ前職で600万だったのか?

最初からそうだったのか?

数年勤務したからではなのか?

ではいくら稼いでいたのか? 概ね給料の3倍以上稼いでいたのか?

 

税理士事務所のメイン売上は顧問料である。

稼ぐには、新規を増やすか、値上げするか、スポット仕事をするしかないのである。

それをきちんと理解したうえで、自身の給料が安いと言っているのか?

これまでの面接で、転職を繰り返している人ほどそこを把握していない・・・。

 

なぜ単純作業しか与えられないのか?

 

本当に何年経っても単純作業だけなのか?

自分自身で日々勉強をし、税理士試験にも着実に科目合格をしているのに、全然仕事が回ってこない・・・。

 

本当にそうであれば今すぐに転職すべきである。

 

でも、さすがにそういうタイプの人に、事務所側は放っておかないはずである。

 

ミスばかりしていないだろうか?

仕事をしながら文句ばかり言っていないだろうか? 

頼みづらい雰囲気を出していないだろうか?

 

業績が悪いから逆にチャンスではないのか?

 

これは、なぜか?

ご自身が担当しているお客様をもっとしっかりとグリップするチャンスである!

 

本当に事務所経営が悪いなら、その時にお客様ともども異動すればいいではないか?

 

税理士資格を持っているなら、その時がきたら独立も視野に入れるべきでは?

 

大チャンスですよ・・・!!

 

何故上司はあなたにパワハラをするのか?

 

あなただけへのパワハラなのか? 誰に対してもそういう上司なのか?

 

その見極めは必要だが、あなた単独であれば、何か原因があるはずである!

 

勇気を絞って上司と喧嘩したうえで転職をすべきか?

 

他の人に真剣に相談をして解決を図ることが出来るか?

 

つまり事務所全体の問題なのか?

 

実はあなた自身に問題があるからなのか?

 

そこを冷静に理解したうえでの転職なのかである・・・。

 

これは非常にデリケートで難しい問題ではある

 

以上は、悪い転職とコメントをしたが、辛口になるかもしれないが、この転職は“逃げ”である。

 

私が嫌だから、誰もわかってくれないから辞める!

 

私は嫌だけど、こうすることで意識を変え、もう少し頑張ってみよう!

この考え方、意識の違いで180度変わるのである!!

 

何を目的に、目標にしているのか?

 

自身の将来がぼんやりでもあってもいい。

 

それと現在がつながっていないから独立をするのではなく、嫌だから転職だと、それが常態化してどこに行っても続かなくなるという悪循環なのである!!

 

それをどこかで断ち切ってほしい

 

それには、どんなに緩い事でもいいから目的、目標を持ってほしいのである!

 

 

良い転職というのは、自分の考え方、目的に向かって堂々と意見を発信することのできる転職ではないか?

 

私は今、面接する側からしか発信できないので、もしかしたら失礼な発言なのかもしれないが、でも経営者は辞めることは選択できないのである。

 

 

今の日本の労働法は労働者目線での法律であり、辞める権利は社員側にしか無いのである。

 

だからこそ、その権利を乱用せず大事にしまっておいて欲しい、いざという時のために・・・。

そしてそこで働く皆で切磋琢磨して成長が出来れば最高である。

そして経営をバトンタッチしていきたい・・・。

コメント

タイトルとURLをコピーしました