転職する際の注意点(R3.7.2号)

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仕事と給料について

 

最近税理士業界は人材不足と言われ続けているために、転職すると給料が上がると思われている。

 

 

確かに一昔前に比べると、採用は非常に厳しい・・・。

 

 

大手税理士事務所や監査法人系の税理士事務所では全くそんなことも無いだろうが・・・。

 

 

だから大手事務所や監査法人系からの転職組のオファーが入ってくることが多い。

 

 

するとほとんどの方の前職での給与が高いのである。

 

 

高い低いは人それぞれの感じ方なので一概には言えないが、それまでの経験、知識、稼ぎ高、リーダーシップなどから判断すると、“?”と思う人が多いのは事実である。

 

なぜそうなるのか?

 

 

大抵は3年以内での転職であり、恐らく大手事務所でも給料と稼ぎ高が合わないと判断したのか、ご自身がもっと稼げるのにと感じたのか・・・。

 

いずれにしても、これまでの事務所のやり方、対応の仕方を数年学んでも、次の事務所では即戦力として通用するのだろうか?

 

本人はそう思っているが、採用する立場からするとそうではない・・・。

 

事務所独自のルールを覚え、お客様への提供するサービスを覚え、新規案件を獲得し、値上げをし、スポット案件を獲得するということを、最初の1~2年で果たしてできるのか?

 

 

もしそれが出来たのであれば、当然給料はうなぎのぼりに上がるだろう・・・。

でもそんな人はこれまで見たことが無い。

 

そこまで自信のある人なら、ご自身で独立するはずである。

 

 

特に800万以上を最初から要求する人なら尚更である。

 

 

給料と稼ぎ高から見ると、概ね給料の約3倍程度を稼いでいるか?

 

これが一つの目安である。

 

もちろん事務所によって違いはあるだろうが・・・。

 

 

作業だけでお客様から報酬を頂けた時代はもう終わっている。

 

 

なので、私の事務所では作業はベースとして行ってはいるが、それ以外のサービスの提供をすることで、顧問料の値上げや紹介をいただいている。

 

 

それを新しく入社した仲間に教えているのである。

 

 

恐らく他の事務所も同じようなことをしているはずではあるが、すぐに辞めてしまうというのはどこに問題があったのか・・・?

 

と言っている私の事務所でも、短期間で辞める人はいる。。

 

 

様々な理由はあるが、やはり“できるだろう”と思われて入社した人の実力がそうではなかったという落差が、お互いにミスマッチとなり・・・。

 

 

それだけ中堅、ベテランになると、そのレベルも自身でも気付かないほどアップしている証なのだが・・・。

 

 

一定の実力を持つ人であれば、入社2年目以降でメキメキと頭角を現してくる。

 

 

そうすると、事務所の仲間もそれを認め、お互いがいい関係になり、ある程度大きなお客様を一緒に担当することになる。

 

 

当然稼ぎ高も増えるので、給料も上がるし、そういうお客様を担当していると、それなりのお客様の紹介も頂ける機会が多くなる。

 

 

正にWINWINの関係である。

 

 

 

転職を考えている方は、“”ではなく、“近未来”をいかに想像して次の職場で働くか・・・。

 

 

まずは自分よりも、他人、相手に対してそのようにアプローチしようかと考えたら、非常に良い転職が出来るはずである。

 

どんな職場でも、最初は教えてもらう立場なのだから・・・

 

特に日本人は、謙虚な人に対しては積極的に教えたくなるものである。

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