経営する上での大変な経理の問題

リクルート

経理担当者が犯罪に手を染めるとき・・・(R3.10.15号)

 

 

税理士の仕事内容って何? 弊社との比較も含めて語ってみた【税理士になりたい方へ】【税理士受験生へ】【業務内容】

 

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~なぜ繰り返されるのか?~

真面目、几帳面、融通が利かない、整理整頓が得意

 

さてこのような言葉を聞いてイメージする仕事は何か?

 

営業マン? 企画開発? 全然違いますね・・・

 

そう、経理担当ですね!

 

だからこそ、会社の大事な大事なお金を任すのです

 

特に中小企業では、最初は社長自らがお金を管理し、あまりの忙しさに奥様や親族の方に任すようにしたり、それでも身内の方にお金の管理は任せる・・・

 

では、身内の方に頼れない場合にはどうしているのか?

 

信頼のおける方からの紹介、ある程度高い給料での採用、複数での体制・・・

 

いくつか方法はあるが、それでも中々難しい問題ではある

 

ただ、そこまで人を信用できないと、結局最初に戻って、社長自らすべての経理業務をするハメになる

 

そうなってくると、肝心の営業が出来ず会社の経営そのものが立ち行かなくなる

 

だからこそ、思い切って慎重に採用面接をし、少しずつお金の管理を任せていくのである

 

さて、最初は何も問題は起こらないものである

 

余程ではない限り、最初から悪だくみをしようと経理として入社しようとは思わない

 

だって経理のイメージは、

 

真面目、几帳面、融通が利かない、整理整頓が得意

 

少なくとも入社数か月間はイメージ通りに働いてくれるだろう・・・

 

そして月日が経ち、特に大きな問題は起こらなかった

 

しかし、少しずつ何かがおかしくなる?

 

整理整頓ができない、資料の紛失、言われたことを忘れる、ケアレスミスが続く・・・

 

どういうことだろうか?

 

そして突然の退職・・・

 

さて、こういう場合誰が最も悪いですか?

 

そうです、当の経理担当者です

 

でもあんなに真面目だった人がどうして悪に手を染めてしまったのか?

 

その真意がわからないままだと、次に採用した経理も同じことが起こるのでないか?

 

単に疑心暗鬼になるだけで、会社の雰囲気も含めて経営的に何もいいことはありません

 

これまで中小企業で経理担当が悪いことをした会社のほぼ全てのケースで、経営者の公私混同がありました

 

それも半ば堂々とした公私混同です

 

「俺の会社なんだから、何をしても自由だろ!」「会社のお金は俺のお金だ!」

 

それを日々目にするのは、耳にするのは経理担当者です

 

どんなに真面目な方でも、いつかは嫌になるものです

 

何の拍子かはわかりませんが、どこかでプツッと糸が切れたのでしょう・・・

 

自分も多少はやってもいいんだ、だって社長だって会社のお金を勝手に使っているじゃないか?と・・・

 

どんなに管理の強化をしても、最後は人間がやることです

 

悪意を持ってやろうと思えば何だってできるのです・・・

 

それを普通は抑えるのです、理性があるから・・・

 

会社のため、自分自身のため

 

だってそんなことをしたら必ず次の職場でもおかしなことになり、また過去の悪さが判明して、追い込まれていくだけなんだから・・・

 

でもその時は既に理性を失っているから、正常は判断が出来ない

 

それは巡り巡って、経営者、会社存亡の危機にまで発展する可能性だってある

 

経営者として真に意識しなければならないことである・・・

 

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