面白い仕事とは?〜その3~

仕事
税理士の仕事 3R4.4.29号)

前回はやや成長した若手が、次に挑戦すべき仕事についてお話をしました。

今回は、更にレベルアップをした仕事について語りたいと思います!

 

数年で基礎部分は学んだ。

ある程度は一人で経営者との対応もこなせるようになった。

そういうあなたにもっと面白い仕事が待っている。

 

 

・連結ピンマネジメント

これはどういう仕事かというと、会社の組織は、社長を筆頭に役員、中堅社員、一般社員といくつかの階層に分かれている。

社歴が長い会社ほど、各々の距離が離れているものであり、特に社長と役員の距離は、それ以外の階層よりも長いものである。

 

するとどうなるか?

 

社長の想い、考え方、方向性が末端まで正確に伝わらないといったことが起こる

逆に、現場社員の想い、不満なども社長にきちんと伝わっていないことが多くなる。

そして徐々に組織がおかしくなっていくのである。。

その会社に足を踏み入れたとき、何かよどんだ空気を感じるの・・・。

これは決算書には表れてこないので、特に業績が良い会社の経営者は気付かないのである。

 

 

しかし、これを放置していると組織全体がおかしくなり、結局徐々に業績が悪化した際には、手の施しようがないところまで落ちていく可能性がある…。

 

さあ、それを回避するためには、誰かが組織の違和感に気付き、現場を見て回り、現場社員の声に耳を傾け、社長に進言、諫言をしなければいけないのです。

 

では誰がその任に適しているのか?

会社内部の人? →  皆、自分のポジションの仕事で手一杯・・・

問題解決型の弁護士? →  表面だって揉めているわけではない・・・

人事労務の社労士? →  労働基準法などの法律違反ではない・・・

 

違いますね!

私ども税理士が最も適任者であります

 

それは何故なのかというと…!?

私どもはいつも、お客様の会社にお邪魔しています。

そして会社の数字も知っています。

そこから考えられる問題点もわかっています。

更に普段から社長、経理担当者以外の方々とのコミュニケーションも取っています。

だから、現場の人たちも私たちをとは見ていません

 

これが、

普段ほとんど会社に顔を出さない、社長ともあいさつ程度・・・。

それではお話になりません、心を開いてはくれません

 

私たちは、現場社員や中堅職の方々と個別で質問をします。

仮説を立てて、聞き取り調査をします。

決して派手な仕事ではありません、どちらかというと地味な仕事かもしれません。

 

ただ、このインタビューを経験し、それをレポートにまとめ上げ、社長に報告するという一連の仕事は、とっても充実感があります。

そして何より、社長からの信頼感が増します。

 

税理士がなぜ、ここまでするのか?

と思われるかもしれませんが、この仕事は本当に楽しい!

もちろん毎月このようなことばかりはできません。

ただ、お客様に寄り添うというCCubeならではの仕事と言えるでしょう。

経営参謀税理士を目指して・・・。

さあ、そんなCCubeコンサルティングで、一緒に働こう!!

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